リソーシングとは，日常生活の中で肯定的な体験を積み重なることを言います。具体的には，①良好な人間関係，②安心感・安全感，③成功体験や達成感，④強みを伸ばす，⑤目標や夢をもつ等につながる体験を重ねることです。肯定的な体験をたくさん重ねている人は，ストレスに強くなると言われています。リソーシングがうまくいくように家庭や学校など環境に働きかけることもあります。中高生には，進路相談や就労支援を行い自立に向けてサポートします。

すばるでは，子どもひとりひとりの強みや抱えている困難さを把握するために様々なアセスメントツールの活用して療育を行っています。保護者の同意が得られればWISCやK-ABCなどの専門的な検査を行うこともあります。発達性ディスレクシアの支援には，子どもさんのつまずきの原因をより精査しないと適切な支援につながりにくいので上記に加え視機能を調べるWAVESや読み書きの習熟度を調べるSTRAW-R等を実施します。